当社は再生可能エネルギー発電に関するコンサルティングを主力事業とし、国内及び東南アジア地域における再生可能エネルギー発電所のプランニング、資金調達、プロジェクト管理、運用管理等について一貫したサポートを行っております。

当社の主な取り組み事例をご紹介いたします。

太陽光発電所

長崎県 メガソーラー発電所

計画当初から当社のコンサルタントがプロジェクト全体の支援を行うとともに、完成後のオペレーション&メンテナンス(O&M)業務についても当社が受注し、計画から運用まで一貫したサポートを実施いたしました。このほか、関東・東北地方においても同様の取り組み実績がございます。

小型風力発電所

北海道 小型風力発電所

北海道は年間を通じて風が安定しており、風力発電に最も適した地域とされています。当社では北海道の道南から道北地域にかけて、小型風力発電所(発電能力19.2kW)のコンサルティング実績及び販売紹介実績を数多く有しております。

大型風力発電所

北海道 大型風力発電所

北海道根室市において、大型風力発電所建設の計画段階におけるコンサルティングを行っております。現在、各種調査などに着手しております。

バイオマス発電所(海外)

インドネシア スマトラ島 バイオマス発電所

同国ではパーム油搾油後のアブラヤシ残渣を野外に投棄して処分していましたが、悪臭や二酸化炭素排出等の環境影響が大きく、処理方法が長年の課題となっていました。今回、当社のコンサルティングによってバイオマス発電の燃料化技術を確立し、現在12MW規模の発電所建設に取り組んでおります。二酸化炭素(CO²)排出量は年間で31,322t削減する計画です。

環境省の「2018年度二国間クレジット制度(JCM)資金支援事業のうち設備補助事業」に採択されました。

インドネシアのインフラ金融公社「PT. Indonesia Infrastructure Finance」によるプロジェクトファイナンスにて資金調達を実施しております。
1×12 MW Biomass Power Plant from Empty Fruit Bunch (PT. Indonesia Infrastructure Finance)

カンボジア バイオマス・太陽光ハイブリッド発電所

精米工場において生じる「もみ殻」を燃料としたバイオマス発電と、敷地内に設置した太陽光パネルの組み合わせにより、昼夜を通して安定的に電力供給を行うことが可能な発電所のコンサルティングを実施しております。発電能力は1.5MW規模、二酸化炭素(CO²)排出量を年間で1,881t削減する計画です。なお、バイオマス発電で生じる廃熱を活用し、カンボジア米を原料とする米粉麺(フォー)の製造を行う予定です。

環境省の「2019年度二国間クレジット制度(JCM)資金支援事業のうち設備補助事業」に採択されました。

水力発電所(海外)

インドネシア フローレス島 小水力発電所

同国では島嶼部などにおいて電力の安定供給が大きな課題となっており、豊富な水力資源の活用で安定的に電力供給を行うことが可能な発電所のコンサルティングを実施しております。発電能力は2MW規模、二酸化炭素(CO²)排出量は年間で6,856t削減する計画です。併せて、余剰電力を蓄電して地域の非常用電源として活用するためのシステム導入を検討しており、東北大学等との研究開発を進めております。

環境省の「2019年度二国間クレジット制度(JCM)資金支援事業のうち設備補助事業」に採択されました。

インドネシア マルク州 小水力発電所

当地域では電化率が92%とインドネシア国内では低位であることから、豊富な水力資源の活用で安定的に電力供給を行うことが可能な発電所のコンサルティングを実施しております。発電能力を8MW(4MW×2基)とし、二酸化炭素(CO²)排出量は年間で18,034tを削減する計画です。

環境省の「2020年度二国間クレジット制度(JCM)資金支援事業のうち設備補助事業」に採択されました。